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コラム
2024.07.05

アメリカンスタイルの住宅とは?その特徴・種類を実際の事例とともにご紹介!

映画や絵本に出てくるような外国の雰囲気漂うお家での暮らし。
それを日本で叶えるのが、「輸入住宅」という選択肢です。

一口に輸入住宅と言っても、その佇まいは取り入れる国ごとに多様なスタイルが存在します。

その中でも今回は、広大なアメリカの様々な地域・歴史から確立されたアメリカンスタイルの住宅について、その魅力をご紹介していきます。

そもそも輸入住宅とは、海外の設計思想を取り入れ、一部に輸入した資材を使った外国風のスタイルの日本住宅のことを指します。

設計思想とは何かというと、その国の生活や文化に沿った住宅への考え方です。
国によってその考え方はさまざまであるため、参考にする国ごとの特徴を持つ多様なデザイン・スタイルの住宅が存在します。
例えば、スウェーデンやフィンランドなどのテイストを取り入れた素朴なかわいらしさが特徴の北欧スタイル、フランスやイタリアなどのテイストを取り入れたナチュラルなカフェのような南欧スタイルなどがありますね。

気温の低い国のスタイルが代表的であるため、輸入住宅全体として断熱性や気密性に優れており、高い性能を持っているのも特徴です。

今回は、それぞれに魅力のある輸入住宅の中から、アメリカンスタイルの住宅についてより詳しくその特徴や実際の事例を見ていきましょう。

アメリカンスタイルはその名前の通り、北米などアメリカの建築様式を取り入れたスタイルです。
その広大な土地やヨーロッパからの移民の歴史をルーツとするアメリカンスタイルは、地域や時代によって異なるデザインが楽しめることも魅力のひとつです。

そんなアメリカンスタイルの住宅には、次のような大きく3つの特徴が見られます。

開放感のある間取り

まずは、仕切りの多い日本の住宅とは異なる開放感のある間取りです。

特に、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)が広々とした空間になっているのが大きな特徴ですね。

アメリカでは家族での時間を大切にする文化があるため、家族が集まりゆったりと過ごすLDKの空間が重視されています

日常的にホームパーティーでゲストを招くため、料理をしながらも会話を楽しめたり、多くの人が快適に過ごせるようリビング・ダイニング・キッチンが接続したゆとりのある間取りとなっていることが多いでしょう。

北米発祥の2×4(ツーバイフォー)工法

日本では梁と柱によって基礎が作られる「在来工法」が多く採用されていますが、アメリカでは「2×4工法」と呼ばれる北米由来の工法が基本となっています。

2×4工法は面と面を組み合わせて箱を作る構造のため、面全体で建物を支えることができ、強度が高いことが特徴です。

断熱性や気密性も高まるほか、地震の多い日本では耐震性に優れている点も安心できるポイントではないでしょうか。

カバードポーチ

アメリカンスタイルでは、玄関の前に屋根に覆われた大きな「カバードポーチ」があることも特徴です。

日差しを軽減することが目的で作られるポーチは日本住宅では最低限の大きさのものが多いですが、アメリカではチェアやテーブルを置いて食事をしたり、家庭菜園を楽しむこともできるような広々としたカバードポーチが多く見られます。

カバードポーチがあることで、外観もよりアメリカンなおしゃれなデザインに仕上がるでしょう。

前章でご紹介したように、アメリカンスタイルは土地や時代ごとに多様な様式が存在します。

代表的なスタイルにはどのようなものがあるか、それぞれの特徴をご紹介します。

カリフォルニアスタイル

まずは、西海岸の風を感じるような住宅のカリフォルニアスタイルです。

海辺での生活を思わせるさわやかな外観と開放的なカバードポーチで、ビーチライフをラフに楽しむサーファーのように、自然と調和した遊び心のある暮らしを楽しめます。

アーリーアメリカンスタイル

「アーリーアメリカン」は、17世紀〜19世紀後半のイギリス植民地時代の建築様式から発展したスタイルです。

開拓へ進むアメリカのナチュラルな雰囲気とヨーロッパの味わいを併せ持つアーリーアメリカンの外観は、細長い壁を重ね張りするラップサイディングの壁や明るく素朴なカラー、そしてカリフォルニアスタイル同様カバードポーチが特徴的ですね。

モダンスタイル

モダンスタイルは、ニューヨークのような都会的でスタイリッシュな外観が特徴です。

シンプルでありながら、一部にブロックやタイル、木材をあしらった洗練された雰囲気が味わえますね。

ブルックリンスタイル

アーティストが移住し、工業地帯からリノベーションされた住まいが作られたニューヨーク・ブルックリンの様式を取り入れたブルックリンスタイルは、内装やインテリアまで個性的なスタイルです。

コンクリートが露出したままの壁や、開放的な空間が愛される特徴ですね。

カントリースタイル

アメリカの開拓時代を起源とし、郊外でのゆったりとした暮らしをイメージするカントリースタイルは、木材を基本とした素朴な雰囲気が特徴です。

ログハウスのような木の温もりを感じられ、のんびりとくつろぐことができるでしょう。

ミッドセンチュリースタイル

1950年ごろのアメリカンデザインを象徴するミッドセンチュリースタイルも、人気のあるアメリカンスタイルのひとつです。

普遍的でシンプルなデザインとモダンな雰囲気をあわせ持ち、機能性も追及された、現代まで愛されるスタイルですね。

それでは、実際にデザインハウス・エフでのアメリカンスタイルの施工事例を見てみましょう。

まずは、青空に映えるさわやかなカラーのカリフォルニアスタイルハウスです。

アーリーアメリカン以外でもアメリカンスタイルに多く用いられるラップサイディングが見られるこちらの住宅は、本場アメリカで見たサーファーズハウスを参考にした平屋が特徴。

椅子を出してゆったりとくつろげるような広いカバードポーチもよりアメリカンな雰囲気ですね。

次にご紹介するのは、アメリカの住宅のもう一つの特徴でもあるビルトインガレージが特徴のお家です。

ビルトインガレージ」とは、建物自体に組み込まれたガレージのことで、写真のようにシャッターなどが設置されます。
車社会のアメリカでは、メンテナンスのしやすさや乗降しやすさなどから主流になっているのがこのビルトインガレージです。

防犯対策や雨風を防げることも、大きなメリットですね。

アメリカンスタイルの事例をもっと見る

デザインハウス・エフでは、輸入住宅を専門に扱ってきた豊富な技術と知識でそれぞれの憧れと暮らしに合わせた理想のアメリカンハウスをご提案いたします。

自然素材や体に優しい素材にこだわっているため、お子様やペットのいるご家庭でもご安心いただけます。

また、デザインハウス・エフではお家のデザインに合わせたハンドメイドのインテリアも注文可能ですので、内装までアメリカンスタイルにこだわった住宅づくりもおすすめです。

他にも、デザインハウス・エフでの輸入住宅づくりには様々な強みやこだわりがございます。

ライフスタイルや好みに合わせたアメリカンな住まいづくりは、デザインハウス・エフにお任せください。

デザインハウス・エフのこだわり

今回は輸入住宅の様々なスタイルのひとつ、アメリカンスタイルについて、その魅力を事例とともに詳しくご紹介しました。

ご紹介したように、カリフォルニアのサーフスタイルからゆったりとしたカントリースタイルまで、アメリカンスタイルの中にも多くのスタイルがあります。

ライフスタイルに合わせた理想のアメリカンスタイル住宅を建てたいという方は、デザインハウス・エフにお気軽にご相談ください。